【Report】ビギスカフェスタ with 杉本梨沙プロ 開催しました(6月23日) | ファンスカ

2024年6月, News, プロイベント

【Report】ビギスカフェスタ with 杉本梨沙プロ 開催しました(6月23日)

本日は、横浜ドルフィンスカッシュクラブにて、杉本梨沙プロをお招きしてのビギスカフェスタ開催です!
先週のアジア選手権団体で、日本チームの銅メダル獲得に貢献した杉本プロ。
帰国してすぐのイベント開催、有難うございます。
今週は、日程の関係もあり、少しこじんまりとしたフェスタとはなりましたが、その分参加者は、TOPレベルのスカッシュを存分に体感することが出来ました。

ビギスカは独自のハンデ戦で開催されますが、ハンデの内容は長らく変わっていません。
その中で、レベル3差以上のハンデ(フロントコートにバウンドしたらアウト)については、実力差を埋められないという声が寄せられていました。
そこで今回、杉本プロにご協力いただき、新しいハンデ内容で試行することとしました。
新ルールは、「フロントウォールのサービスラインより上に当てなければならない」という縛りです。

杉本プロはSランクですので、Cランクの爺とはレベル3差。
緒戦から、早速お試しです。

戦前には、「プロには圧倒的に勝ってもらわなければならないのに、接戦になったらどうしよう」などと、運営の立場での心配なぞしていた爺でしたが、不遜であったと一瞬で思い知らされます。
どこからでも上げてくる正確なロブ、強引に攻めても簡単にピックアップ、しまいにはゆるーいドロップで前後にも振られる始末。
こうなるともう自滅への道、一直線。
自分の下手くそさに落ち込んで、長い5分間が終わりました。

しかしながら、それは私の実力のせいばかりではありませんでした。
ファンスカ主宰も、実力派のパン屋のケンちゃんも、草スカッシュランキング1位のKさんも、正確無比なロブに翻弄されます。
さらに、クロスも打てない縛りを追加したKさん、Tさんも撃沈。
Cちゃんは、バックウォールはアウトという縛りまで追加したのに、涼しい顔でコントロールされます(ラリーが続いて楽しそうだったけど)。
果敢にもオールコートで戦ったTっちーも、当然玉砕。

メダリスト、恐るべし。
杉本プロ曰く、「以前なら厳しいハンデだったかもですが、今はちょうどロブの練習をしていて、精度が上がっていたので・・・」。
まあ、なんて謙虚なんでしょう。

イベント後は、プロを囲んでの懇親会。
技術論、アジア選手権の裏話、スカッシュ界の今後などを熱く語らい、あっという間の2時間でした。

杉本プロは、今週はダイナムカップに出場です。
ファンスカ一同、ご活躍をお祈りしています!

(爺)